私が長年続けている在宅ライターの仕事は、外出自粛の流れができたコロナ禍以降でも安定して稼ぎ続けられる仕事です。
飲食店でバイトしている友人が「お客さんが減ったからシフトが減らされた…」と愚痴る中で、私は以前と変わらない収入を確保できていました!
普段の外出や買い物も、スケジュールを調整すれば平日日中に行けるので、密を避けてほぼ普段通りに生活することができましたよ。
仕事をしたい主婦におすすめの在宅ライターは、未経験でも始めやすいのも特徴のひとつ。
とはいえ、誰も簡単にできる!というものでもないので、今回は在宅ライターを始めるのに必要な準備や向いている人の特徴などをまとめてみました♪
在宅ライターの仕事が気になっているけど”自分にできるか分からず迷っている人”の手助けになれば嬉しいです。
在宅ライターは未経験・主婦でも始めやすい!
在宅ライターが書く文章は、特定の悩みや困りごとを持っている読者に対して、分かりやすく説明するものがほとんどです。
- 新しい美容液が気になっているけど、コスパや効果が気になる
- パーティの飾りつけをラクに済ませたいけど、方法が分からない
- 空いた時間で資格を取りたいけど、何がいいか決められない
自分の知識だけでは判断できないことがあると、インターネットで検索して解決策や知識を探す人は多いですよね。
この、web上に載っている文章を書くのが、在宅ライターの主な仕事です。
未経験でもOKな理由
在宅ライターの書いた記事を読む人は、専門家やベテランの人ではなく、その道の初心者がほとんどです。
なので、難しい用語や知識を並べるよりも、なるべく分かりやすい言葉で、読みやすい文章を書くことが大切。
最低限の文章能力があれば、賞を取れるような文章力や、講師を務められるような知識はいらないんです。
読みやすい文章を書くのには少しだけコツがいりますが、実際に書きながら勉強していけば十分身につけられます。
私たちが毎日使っている日本語が在宅ライターの商品になるので、物を仕入れたり作ったりして販売するよりも簡単なんです。
在宅ライターを始めるのに必要な準備
未経験から在宅ライターを始めるのに必要なものは、4つだけです。
「どれもすでに揃っている!」という人もいるでしょうし、少しだけ準備すれば始められそうな人も多いのでは。
それぞれがどんなふうに必要になって、具体的にどんなものを用意すればいいのかを解説していきますね。
インターネットにつながるパソコン
在宅ライターとして働くためにもっとも欠かせないものは「インターネットにつながるパソコン」です!
快適に仕事をするためには座り心地のいいイスや、使いやすいマウス・キーボードなんかもほしくなってきますが、初心者のうちは最低限のもので全然OK。
ただし、スマホで在宅ライターをするのは、正直おすすめしません。
案件によっては「スマホNG・パソコン必須」と明記されているものも珍しくはありません。
スマホでできる仕事は数が限られるうえに、単価も良くないことが多いんですよ。
動画編集もできるような高スペックは不要なので、まずは手ごろなパソコンとネット環境を用意してみてくださいね。
タイピングスキル
パソコンで文字を入力するためには、キーボードでの「タイピングスキル」も欠かせません。
ただし、在宅ライターを始めるからといって、最初からブラインドタッチで手早く入力できないとダメということはありません。
一本指打法だとさすがにしんどいかも…。でも、音声入力ツールを使ったり、タイピング練習をしたりすればフォローは十分可能です!
「両手の10本指でキーを叩けるよ」という人は、そのままスタートして大丈夫。
スピードは、在宅ライターの仕事を続けていると自然と早くなっていきますよ♪
メールアドレス
オンライン上のやり取りで仕事を請けたり、納品したりする在宅ライターには「メールアドレス」も必須です。
とはいえ、仕事専用のものをわざわざ作らなくても大丈夫。
むしろ私はアドレスを分けるとメールチェックするのを忘れがちなので、長らくプライベート用のアドレスと一緒にしていました!
公私はきっちり分けておきたい、プライベートのメール量がもともと多い、なんて人はライター用のアドレスを作るのもいいでしょう。
Gmailなどのフリーメールアドレスで十分なので、必要な人は在宅ライターを始める前に作っておいてくださいね。
- クライアントとのやり取り
- クラウドソーシングなどのサービス利用登録時
報酬を受け取るための口座
最後に、仕事をしてもらう報酬の受取先となる「銀行口座」を用意しましょう。
クライアントに直接口座番号を伝える場合、名義人の名前も伝わることが多いので、ペンネームを使う人は気を付けて。
クラウドソーシングを経由すれば、登録した口座がクライアントへ伝わることはありません。
普段使いの口座でもOKですが、確定申告をすることになったときに明細を保管する必要が出てきます。できれば、ほかの入出金が少なめの口座を用意できるとベストかも。
必要な文章力ってどれくらい?
在宅ライターを始めるのに、おもしろい文章が書けたり、難しい言葉を使いこなせたりする必要はありません。
むしろ、誰が読んでも内容を理解できて悩みが解決する文章が求められるんです。
私がいま書いているこのブログの文章も、なるべく分かりやすい言葉を使って、読んでいる人が一度で分かるように心がけていますよ。
本屋さんで売ってる本と、なにがちがうの?
ネットの記事は、不特定多数の人が、お金を払わずに読んでいるものだから…。「読みにくい」「分かりにくい」と思ったらすぐに読むのをやめてしまうんだよ。
もちろん記事の内容によっては専門用語が登場したり、複雑なメカニズムを紹介しなければならなかったりすることもあります。
そんな”読みにくさ”に気づいて分かりやすく説明できる力が、在宅ライターには必要ですよ。
在宅ライターにおすすめの本はこれ!
基本的に、在宅ライターを始めるのに難しい勉強をする必要はありません。
私も始めたばかりの10年前は何も勉強もせずに、ひたすら仕事を請けて書きながら成長してきました(笑)
とはいえ、今は在宅ライターで活躍している人も多い時代なので「裸一貫で始めるのは怖い…」という人も多いでしょう。
そこで、私がスキルアップのために何冊か読んだ本の中で”初心者のうちに読んでおきたかったな”と思った「10倍速く書ける 超スピード文章術」をおすすめしておきます!
読みやすい文章を手早く書くためのコツがギュギュっと濃縮されています!
これさえ読んでおけば、最低限の文章は誰でも書けるようになるはず。
SEOやセールスマーケティングなどの知識は、実務経験を積みながらでも十分間に合います。
在宅ライターに向いている人は?
実は、在宅ライターの仕事を続けるためには文章力よりも大切な資質が3つあるんです。
どれも社会人として基本的な内容ばかりですが、意外とこれらができない人って多いんですよ…。
自分で仕事を請けて納品する在宅ライターにとっては、次の仕事にも結び付く重要なポイントとなるので、しっかり守りましょう。
しゃかいじん…?なにそれおいしいの?
社会人は美味しくないかな(汗)ひーくんも大人になったら分かるよ。
正直なところ、一つでも当てはまらないものがある人は、在宅ライターとして働くのは厳しいかもしれません…。
初心者の人はもちろん、ある程度の経験を積んで慣れてきたライターさんにもぜひ振り返ってみてほしいところです!
納期を守れる
めちゃくちゃ当たり前のことのようですが、仕事を請負うと決めたら納期は、必ず守りましょう!
在宅ライターの中には「書き始めてみたら思ったより大変だった」なんて軽い理由で音信不通になってしまう人もいるんです…。
一度でもそんなことがあったら、次から仕事を回してもらえなくなりますし、自分のライターとしての経歴にも傷がつきますよ。
予測不可能な体調不良など、アクシデントで時間が作れなくなることも考えられますよね。
「無理のない量を引き受ける」「複数の納期が重ならないようにする」など工夫をして対策しましょう。
理由は様々ですが、納期に遅れてしまう在宅ライター初心者って、意外と多いんです…。
なので、決められた日までにしっかり提出するだけでも、大きなアドバンテージになりますよ。
報連相をしっかり行う
メールやチャットでのやり取りが中心の在宅ライターには、報連相(報告・連絡・相談)も大切です!
記事の方向性やテイストなど、クライアントのニーズをくみ取るためにはコミュニケーションが必要不可欠。
疑問が出てきたけど勝手に判断して書き上げた結果、納品後にクライアントから「こうじゃなかったんだけど…」と言われてしまうことって、意外と多いんです。
初めてのお仕事の時は特に気を付けて。作業していて分からない、難しい点が出てきたときも、迷わずクライアントに相談してみましょう!
納期が1か月後など長いスパンの場合は、進捗状況をマメに伝えてみるのもいいですよ。
また、やむを得ない事情で納期に遅れる可能性が出てきたときは、少しでも早く連絡を入れてくださいね。
納期の直前に「遅れます!」と連絡するよりも、早めに連絡を入れておいたほうが、クライアントも配慮しやすくなります。家庭の事情や、思ったより作業が難しかったなど、理由も添えて。
納期を延ばせない場合も、早めに連絡を入れれば他のライターへ再割り振りしてもらうなど、対応してもらいやすいですよ。
仕事に責任感を持つ
納期・報連相にもつながりますが、請け負った仕事を最後までやり遂げる責任感も、在宅ライターには欠かせないものです。
在宅ライターの書いた記事はネット上に公開され、不特定多数の人が読むものがほとんどです。
「正しい情報を分かりやすく(読みやすく)伝える」というライターの責任を、肝に銘じておきましょう。
「小学生でも読める文章」ってママはよく言ってるよね!
そうそう。自分に小学生くらいの子どもがいるとして「この記事を読ませたいか?」と考えてみると、自然と責任感が出てくるはずですよ。
能力アップのポイント
次は、ある程度在宅ライターの仕事に慣れてきたら能力アップのために取り組んでみてほしいポイントを紹介していきます。
仕事をしながらでも在宅ライターとしての能力アップは日々目指せるので、仕事に慣れてきたら挑戦してみてくださいね。
文章を書く力
ここまでにも何度か伝えてきましたが、在宅ライターとして継続した仕事をもらうためには「読みやすい・分かりやすい文章を書く能力」が必要です。
- 正しい言葉選び、言葉遣いができる
- 読んだ人が一度で内容を理解できる
- 句読点や改行の使い方が正しい
もともとブログを書いていたり、読書が好きだったりする人はクリアできていることが多いですね。
「元々あまり文章は書かないよ」という人は、まずはどんどん文章を書いて、経験を積むことが大切。
自分で読むだけだとクセや思い込みから欠点に気づきにくいので、親しい人やクライアントに感想・アドバイスをもらうといいですよ。
文章を書くことに慣れてきたら、次は説得力のある文章を書くように意識してみましょう。
説得力のある文章は「なぜ?だから?」といった読み手の疑問をカバーできていたり、そもそも疑問を感じさせない文章構成ができていたりするものです。
文章力の勉強におすすめの本
クライアントからのフィードバックや、他のライターの文章を読むだけでも文章力を上げる勉強はかなりできますが、本を読んで勉強するなら藤原将さんの「文章だけで月100万円稼ぐ方法」がおすすめ。
初心者から、ある程度の経験を積んだ中級者まで、幅広い層のライターが参考にできるノウハウが詰まっているので、一読の価値ありですよ。
ちなみに、在宅ライター向けの資格試験や養成講座は個人的に不要だと思っています。
受けることで活かせる場はあるのかもしれませんが、ぶっちゃけなくても仕事には困りませんw
仕事への自信
自分で仕事を探して引き受ける在宅ライターは、自分の仕事に対する自信がないと長く続けるのは難しいものです。
- 他の人より詳しいジャンルがある
- 納期に絶対遅れない
- 読者のニーズを汲み取るのが得意
…など
自分の強みを一つでも見つけて、それをアピールしながら新しい仕事や継続案件を探していきましょう。
また、在宅ライターは人によって稼働時間や仕事内容が異なるので、他の人と比べすぎないことも大切。
なかには「自分の実績を事実以上に”盛って”出しているいる人」もいますよ(汗)月収や執筆メディアなど、不特定多数に大公表されている情報は、あえて気にしないのが吉!
モチベーション
自宅でコツコツ作業をする在宅ライターには、仕事に対するモチベーションもとても大切です。
初心者のなかには”モチベーションが続かないこと”を理由に挫折してしまう人も、意外と多いんですよ。
- 自分でコツコツ作業を進める仕事だから
- 仕事に応じて、情報収集やスキルアップが必要になるため
- 簡単に始められる反面、辞めるのも簡単
在宅ライターは「家で稼げるから」という理由だけで始めてしまうと、うまくモチベーションを保てず長続きしにくい傾向があります。
私の場合は「好きなときに息抜きができて、休憩しながら家事もできる仕事は他にはない!!」というのが最大のモチベーションでした(笑)
通勤時間ゼロも大きな要素ですねw
在宅ライターの収入を増やすコツ!
ある程度の経験を積んだら、いつまでも”1文字0.1円、1記事数百円”の仕事を続けているのはもったいないですよ。
在宅ライターがスキルアップするために必要な期間は人それぞれ異なりますが、仕事内容的にはこんな感じが目安。
一番意識してみてほしいのが、「継続の仕事をちゃんともらえているか」ということ。
クライアントが満足するクオリティの記事が書けていれば、よほど予算に限りのある場合でなければ「次もお願いします」と言ってもらえます。
もし、毎回単発で終わってしまっている場合は、過去に書いた自分の記事を読み返して改善点を探してみましょう!
単価を上げるコツ
在宅ライターの仕事で収入を上げたいなら、受け取る記事単価を上げていくのが最も効果的。
初心者のうちはなかなか単価の高い仕事は引き受けにくいかもしれませんが、無謀にならない程度にステップアップしていくことも大切ですよ。
いつまでも低単価で書き続けているとモチベーションの低下にもつながりますし、スキルアップの機会も減りがちです。
これまでの自分の経験や強みをアピールしていくことが、成功のコツです。
また、クライアントの予算的にチャンスが回ってこないことも珍しくはないので、クヨクヨせず次に進む強さも在宅ライターには必要となります。
執筆速度を上げるコツ
今よりも単価を上げるのは難しそう…という場合は、執筆速度を上げるための工夫をしてみるのもおすすめです。
同じ単価で仕事を引き受けていても、かかる時間が半分にできたら、時給は倍になりますよね!
とはいえ、手抜きをするのは絶対にダメ。
低クオリティの記事を納品し続けると、なかなか仕事を任せてもらえなくなってしまうためです。
また、朝早くに作業したほうがはかどる、小まめに休憩をはさんだ方が進みがいい、なんて人もいます。
稼働時間を自分でコントロールできる在宅ライターの強みを生かして、自分が効率よく働ける時間の使い方を探してみてください。
まずは始めて経験を積んでいこう!
在宅ライターは未経験でも気軽に始められるのが大きなメリットですから、気になったらまずはチャレンジしてみましょう!
初心者のうちはクライアントとの手続きが簡単なクラウドソーシングを使うのがおすすめですよ。
”読者のためになる記事”を書くことが意識できていれば、経験がなくても十分活躍することは可能です!がんばってみてくださいね♪
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